2001 年の初当選以来、5 期 19 年半、女性や生活者の声を市政に反映させ、誰もが自分らしく生きられる社会をめざして活動しています。しがらみの少ない女性の議員だからこそ、行政等に対し「おかしいことはおかしい」と率直に声を上げ、市政や議会を変える力になれると考えています。
日本では、まだまだ女性議員が少なく、国会(衆議院)で 10.2 %、193 か国中 165 位。参議院でも 20.7%です。政令指定都市で 17.2%、市議会全体は14.4%、都道府県議会は 10.1%、町村議会で 9.9%、北九州市議会で 19.3%と 2 割に達していません。(2018 年度現在)
人口は男女半々なのに、意思決定の場にあまりに女性が少ないーこのアンバランスを解消するには、もっと多くの女性が議会に進出し、女性当事者の声を政治に届けることが重要です。
現在、多くの女性が、仕事をしながら家事や子育て、親の介護等を担っていますが、家庭と仕事を両立しようと孤立奮闘している当事者の声が行政にはあまり届いておらず、支援策も十分ではありません。
例えば、
・自宅近くの保育園に空きがなく、やむなく認可外の保育園に子どもを預けている。
・子どもが病気の際、代わりに世話を頼める人がおらず、仕事を辞めざるを得ない。
・高齢の親を休日ごとに実家に戻って世話をしており、休む時間がない。
・共働きなのに、家事・育児に夫の協力があまり得られず、疲れ切っている。
・長く働いても、女性は昇進が難しい上、昇給も少なく、働く意欲をなくしている。
・ひとり親で家庭と仕事の両立が大変。
少数者の声は、全体の 3 割に達しないと影響力を持たないと言われています。だからこそ、議会に 3 割以上の女性議員が必要なのです。女性議員が増えることが、真の男女平等参画社会の実現につながると信じています。
そういう思いから、選挙に立候補し、議員活動を続けてきました。自身の活動と並行し、女性議員を増やすための学習会開催などにも取り組んでいます。
女性が輝き、幸せになれる社会は、男性にとっても優しい社会です。誰もが尊重され、自分らしく生きられる社会をともにめざしましょう!